子育てライギョ夫妻

日時:2013年7月20日 14:30~17:30頃
天候:晴れ時々曇り(風結構あり)
場所:弁慶フィッシングクラブ
仕掛:ルアー(ワーム)
釣果:ボウズ

今日は、久しぶりに弁慶フィッシングクラブへ行ってきました。
あまり気合いを入れず、ゆっくりと午後からスタートです。
酷暑であった昨今ですが、今日は意外と雲が多くて、暑くて居られないというほどの
状態ではありませんでした。
さっそくボートに乗り込み、弁慶橋の下を通り抜け、東側のほうへまずは行ってみました。
すると…、
…ない…、ない!
赤プリがない~!(笑)これが撮りたかったんです(笑)
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あれほど見事にそびえ立っていた赤プリが、今は跡形もなく…。
解体は、だんだん縮んでいくという面白い工法で行われたそうです。
去年見たときはもう解体作業中だったのかもしれません。
跡地には大小のツインタワービルが建設されるらしいです。

弁慶掘は、相変わらずのどかな雰囲気で、まさに都会のど真ん中にあるオアシス(^-^)
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釣りをする者にとっては特に最高の場所ですね(笑)
バス釣りが楽しめるこういう場所を、横浜のほうにも是非作って欲しいものです。

今日はバスが結構釣れているとのことで、私もその後ボートを西のほうに進めながら
どんどんとお堀の北西端を目指して行きました。
しかし、やはりバス釣りはそう一筋縄でいくものではありません。
ヤマセンコーとかグラブを何度となく投げて、中層やボトム付近などを泳がせたり
ウィードポケットの中にフォールさせてみたり、色々試しましたが全くヒットせず…!

そうこうしているうちに夕方になってきてしまいまして、
ボートで北西端を目指す航程も復路の中盤くらいにさしかかりました。
そして、30~40cmしかないんじゃないかというドシャローポイントに来たとき、
なんと、ライギョの姿を確認しました!!!
最初はデカバスかな?と思ったのですが違いました。
大きさは去年釣ったのと同じくらい40cm前後でしょうか、黒っぽい豹柄のような魚体が
ドシャローをゆら~りと泳いでいたのです!
そして、よく見るとわずかに離れたところにさらに大きい(50cmくらいでしょうか?)
ライギョがもう一匹ゆら~りとサスペンドしているではないですか!
すぐにカメラを構えて写真を撮りました。
見えますでしょうか。こちらは小さいほうの魚体ですが、赤矢印のところです。
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これが…、いわゆる子育てライギョの夫婦です!
ということは近くに稚魚の群れが居るはず…!と思いまして
探してみたら…居ました居ました!
おびただしい数の黒っぽい稚魚が団子状に固まって、超ドシャローポイントに居ました!
20130720_6.JPG 20130720_7.JPG
この稚魚達を守るために、両親が周辺を偵察しながら泳いでいるんですね。
なんという素晴らしい家族愛。なんと素晴らしい夫婦でしょう。
人間も見習いたいものですね(笑)

その後、幸運にも稚魚の塊がどんどん私のボートのほうに近寄って来ましたので、
ボートから身を乗り出し、ググーッと手を伸ばして稚魚の塊を接写しました。
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見てください、こんなに接写できるとは!(笑)
まるで小さなオタマジャクシみたいな稚魚達です。
もう少し大きくなれば、色が茶色っぽくなってきて親に多少似てくるようですが。
いや~、子育てライギョと稚魚群れを目撃して、大興奮しました。
たぶんライギョ夫婦の鼻先にグラブを通したら、いとも簡単に釣れてしまうでしょうけれど、
稚魚を守る両親を釣るなんて決してやってはいけないと思いましたので
ひたすらに観察と撮影をしました。

結局その後、ボウズで終了しましたが、
ライギョ夫婦と稚魚の群れを目撃できたので非常に満足行きました(^-^)
あれほどのおびただしい数の稚魚で、しかも両親があんなにガッチリ守っていても
成魚になる子はほんの一握りなのでしょう。
じゃなければお堀がライギョだらけになっているでしょうから。

というわけで本日の釣行、ボウズでしたけれど弁慶掘を堪能できて
大満足の内に終了しました~(^-^)

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本当に良い場所です、弁慶濠。