動かないヘチ釣り

日時:2013年3月24日 15:30~19:00頃
天候:曇り(風少し→風強め)
場所:横浜市(港湾部)
仕掛:落とし込み仕掛け+ジャリメ
釣果:ウミタナゴx1、メジナx1

今日はのんびりと餌釣りをしようと思いまして、旧ホーム釣り場のいつもの根ポイントへ
行ってきました。
ポイントに着いてみると、先行者の方がウキ釣りと投げ釣りをダブルでやっていて、
私はその隣でヘチを探り始めました。
根のある辺りであまり動かずに、ヘチのボトム付近にジャリメを垂らします。
すると何か小さな当たりが来ることは来るのですが、かなり小さい魚のようで
結局終始乗ることはありませんでした。
しばらくして、珍しい年配のルアーマンの方がポイントに来まして、スピンテールジグを
フルキャストし始めました。
今日は海一面に40cmくらいのボラの大群が入っていまして、明らかに水温が
上がってきていることを感じさせる状況になっています。
ルアーマンの方は、シーバス君のリアクションバイト狙いといった感じで
スピンテールジグをフルキャストして早巻きしていましたので、これほどボラが大量に
泳いでいる状況ではボラにスレ掛かりして大変なことになるんじゃないか…、と心配
していると、ルアーマンの方が何か魚をヒットさせました!
エラ洗いする様子もなかったので、あぁ~やはりボラのスレが…。と思っていると
何と立派なフッコ君でした!(^-^)
おおぉぉ~!(^-^)と思って、「シーバス釣れたんですね~♪」と話し掛け、そこから
色々と歓談しまして、貴重なお話をたくさん聞くことができました。
その方はなんと40年以上前からルアーシーバスをされている方で、シーバスや
ブラックバス、クロダイにも精通する凄まじい釣り経験の持ち主の方でした。
特にルアーシーバスに関しては真の先駆者というべき、本当に初期の頃から
東京湾のシーバスをルアーで釣られているようで、その経験の深さに感服しました。

その方の話に夢中になって、途中から竿をヘチに放置したままにしていたのですが、
私のほうの釣果としては、その方がシーバスを釣ったすぐ後くらいにまず小さめの
ウミタナさんがヒットしまして、その後日が暮れた少し後くらいに小さめのメジナ君を
追加しました。
日があるうちはメジナ君の気配はなかったのですが、日が暮れてからは何度も
ビクンッ!としたメジナ君の当たりが竿に来ました。

■17:10頃 体長:約16cm
20130324_umitanago11.JPG
今いたるところで釣れている旬な釣りモノ、ウミタナさんです。
引きは結構強いので面白いのですが、このサイズだとあまり…(笑)

■18:15頃 体長:約17cm
20130324_mejina181.JPG
小メジナ君きました~(^-^)
また釣れなくなったのかと心配しましたが、日没後はまたヘチ際に溜まってました(^-^)

というわけで、今日は貴重な話をお聞きしまして、のんびり餌釣りをしながら
有意義な時間を過ごすことができました。
それにしても、昔の釣りの爆釣っぷりと釣り場の多さを聞くと今のアングラーは
本当に手枷足枷をはめられて釣りをしているようなものだな…、と思ってしまいます。
港湾部のいたる所が釣り禁止場所ですし、必然的に釣り可能な場所にはアングラーが
集中し魚はスレまくってしまいます。
昔のブラックバスやシーバスは本当に全くスレていなくて、サイズも数も今とは桁違い
だったとのことです。本当に羨ましいです。
また釣り人達が色々な場所で釣りができるようになり、魚より釣り人のほうが多い
みたいな状況がなくなる…、そんな時は来るのでしょうか。
「地方に遠征に行けば良い」というのは確かにその通りなのですが、首都圏でもお手軽に
釣りができる昔みたいな状況に戻って欲しいです。

などと思いながら、しかし何だかんだで今の限られた釣り場のスレた魚達の中で
どう釣果を上げ、釣りを楽しんでいくかが重要である!と再燃しつつ
本日の釣行終了しました~(^-^)

とりあえず、目前に迫ったバチシーバスに向けて、自作ルアーも含めて
バチルアーのトレブルフック交換等、準備万端です!(笑)