だいぶ暖かくなってきましたね!
特に今週末はなんと最高気温が20度を越えてくるとか。
寒すぎてずーっと身動きが取れない状態でしたが、とうとう春の爆釣バチシーズンが
目前に迫って参りました!
バチ抜けはもうとっくにしているでしょうけれど、シーバス君やメバル君が狂ったように
食いまくってくるのはまだこれからスタートという段階になります。
寒い寒い言って釣行もせずに出不精になっていた私ですが、
釣りができない時にアングラーがすることの定番といえばやはり…、そう!
ルアークラフトでしょう!ということで(^-^)
今回はシーバス用のバチルアーを作ってみることにしました(^-^)
以前は、鹿皮を切ってデン電ホタルちゃんを真似たルアーを作りましたが、
今度は本格的にバルサ材を削り出して、それをコーティングし、ハードルアー製作に
チャレンジします。
早速ホームセンターでバルサ材とステンレスワイヤーと、その他色々と必要な
小道具等を買ってきました。
一応、彫刻等とかバルサ削り用の道具も買ったのですが、バルサ材は驚くほど
柔らかくて、普通のカッターでも問題なく削れるほどの柔らかい扱いやすい木材でした。
バルサ材に、作りたいルアーの形状をペンで書いて、それに沿って削っていきます。
ジョリ…、ジョリ…。
驚くほど簡単に削れます。逆に滑って削りすぎてしまうほうに注意が必要でした。
一通り削ったら、今度は紙ヤスリでスリスリ優しく包み込むようにスリスリします。
今回は、一応シーバスルアーの製作ですが、一番簡単そうなバチルアーを作るため、
形状とかは適当…、というかただの棒、って感じのルアーにしようと思ってますので、
こんな形にしました。こういうお菓子ありましたよね金とか銀の紙に包まれてる
チョコでコーティングしてある棒みたいなお菓子(笑)
ただの棒的な感じである上に、全く泳がなくても良く、さらにしかもフローティングを
作ろうとしていますので、正直バルサ材じゃなくても割り箸でも何でも
良いかったかもしれませんが(笑)
最初に二つのバルサ材を両面テープでくっつけて、接着面を中心に対称になるように
削りましたので、両面テープを剥がすとこのようにパカっと二つに割れます。
そしてこの後、内部の構造を作るわけですが、
ルアーのアイ(ラインを結んだりフックを付けたりする輪の部分)はこのようなステンレス
ワイヤーで作ります。
(ちなみに写真では1.2mmになっていますが、ちょっと太すぎて曲げ難かったので
実際は0.9mmを使っています。)
ステンレスワイヤーは一本を曲げて作っていきます。
ラジオペンチで地道に曲げていって、こんな感じに骨格とアイの形状ができました。
ステンレスワイヤーが内部にピッタリ納まるように溝を掘ります。
ある程度彫れてれば後は力でギュッとバルサ材をへこます感じで強引に
やることもできます(笑)
そしてその後、錘を入れるのですが、
まあ今回は泳がない且つフローティングということで、比重も何も気にせず
とりあえず中サイズの割りビシ錘を3つほど適当な感じで入れました。
錘用の穴も掘って作ります。
そして…、とりあえずセロテープで仮止めして、
スプリットリングとトレブルフックを装着し…、
一応ルアーの形状はできました…!!
どうですか、それらしくなってきましたよね!
ただの木の棒にフックが付いてるだけ感もすごくありますが!(笑)
この状態で水に浮かべてみたら、かなり余裕で浮きました。
フローティングです(笑)
そしてその後全体の重さを計ってみたら、一応6gありました。
エリ10とかコモスリとかその辺の良く釣れるバチルアーの重さは、大抵7gぐらいとか
ですので、まあ良い感じなんじゃないでしょうか(^-^)
というわけで、いったんまたセロテープを剥がして
今度はしっかりと接着剤でくっつけます。
接着剤は、これで良いのかどうかわかりませんが、アロンアルファでくっつけようと
思ってます。
ハンドメイドルアーを解説しているサイトは結構ありますが、接着剤はあまりこれといった
指定はない感じがしました。
とりあえず木材がしっかりくっつくものなら何でも良いのでしょうか。
ルアーの骨だけ状態(笑)
と、駆け足で書いてきましたが、今はまだここまでの状態です。
これから「ドブ漬け」と呼ばれる方法でルアーコーティングをしていきます。
ホームセンターでウレタンニスというのを買ってきたのですが、釣具屋さんで
ルアー用のセルロースセメントというものが売っていましたのでこっちのほうで
やってみたいと思います。
カラーは塗りません(笑)
自然なままの木目のルアーも、なかなか良いではありませんか(笑)
木の色も結構バチっぽく見えて良いかもしれませんし(笑)
仕事も忙しくてなかなか時間がないですが、
「クレインクラフト」製初ハードルアー「クレインジャストスティック」(笑)
早くしないとバチシーバスに間に合いませぬ(笑)