弁慶堀でプチ遭難?(笑)

日時:2011年8月19日 9:30~10:30頃
天候:曇り→雷雨(風強め)
場所:弁慶フィッシングクラブ
仕掛:ルアー(フロッグ)
釣果:ボウズ

今日は朝のうちは曇りとの予報になっていたため、これはチャンス!とばかりに
先日ブラックバスが練り餌で釣れた「弁慶フィッシングクラブ」へ行ってきました。
天気図の雨雲の動きを見て、恐らく雨が降り出すのは11時以降だろうと踏んで、
9:30頃から2時間程度ルアーを投げるつもりで出動しました。
今日は自前の竿とルアーを持ってきました。
しかも今日はボートに乗って雷魚狙いに挑戦です!

店員さんに自前のエギング/シーバス用ロッドでチャレンジする旨を話すと、
ライギョはかなりパワフルですが、シーバスができるロッドであれば問題ないとのことです。
もしライギョが草にもぐりこんで絡まってしまったら、ボートを寄せて近付いてから
ランディングしてみてください、とアドバイスを貰いました(^-^)
持参したフロッグを見てもらうと、「このルアーなら完璧、これで出ます!」と
お墨付きを貰いました!ヨッシャ~(^-^)
最近はライギョの活性は高く、昨日も2匹上げた方がいたとのことです。
弁慶堀は細長くて緩やかに右にカーブしており、西は四ツ谷のほうまで続いています。
昨日はそのカーブの一番きつい辺りで魚影が濃かったそうです。

というわけで、ボート初体験にて店員さんに乗り方や漕ぎ方のコツなどを教わって、
いざ、出航です!(笑)
目指すは急な右カーブのポイント(^-^)
セイヤ~!ヨーソロー(゚∀゚)ノって感じでしばらくは調子良く漕いでいたのですが、
水草が密集する地帯に入ると明らかにきつくなってきました(笑)
水草がオールに絡まって非常に重く、船首も右へ向いたり左へ向いたりで
なかなか進むことが出来ません。
なんとか少しずつ水草の無いほうへ近付いて行き、木の下の水草が全く無い場所に出て
ようやくまともに進むことが出来るようになりました。
とりあえずこの木のシェイドの中ほどに入って一休みし、周りの様子を写真に撮りました。
20110819_1.JPG 20110819_2.JPG 20110819_3.JPG

そしてそのままシェイドの中を、覆いかぶさる木の枝を避けながら進んで行き、
20110819_4.JPG 20110819_5.JPG

で、やっと到着しました、右カーブのポイント!
20110819_6.JPG
こ~んな感じで右に急カーブしており、シェイドを出た先に少し開けた場所があります。

ポイントに着くまでに20分くらい掛かっていて、すでにかなり疲労していましたが(笑)
すぐアンカーを沈めてボートを固定し、キャストを開始しました。

基本的にこの辺りはかなり水深が浅く、底にある木や石がうっすら見えるほどです。
仮に何か事件が起こりボートが沈没しても、全く問題なく足が底に着くでしょう(笑)
しかし、ライギョはほんの数十センチでも水深があれば生息しているので、
むしろ浅いほうが釣れやすいのかも知れません。

カーブの辺りはシェイドの外も水草があまり無く、ルアーを引きやすいです。
フロッグは元々フックがルアーの背中についており、根掛かりはほとんどしない作りに
なっていますが、それでも漂っている水草が絡まってきたりします。
フロッグは完全なフローティングルアーですので、放っておいても水面に浮いており、
自然とトップを泳いで、まさにカエルが泳いでいるかのように演出することが出来ます。

しばらく黙々とルアーをキャスト&リトリーブを繰り返していたのですが、
なんと10時過ぎくらいになると早くも雨がポツポツと降ってきました。
最初は木の枝が屋根のようになって、あまり濡れることはありませんでしたが、
その後あっという間に雨脚が強まり、とんでもないどしゃ降りになりました(T-T)
早い…早すぎる…!
私の予想では11時頃までは大丈夫だった筈なのですが、完全に目算が外れました。
傘を差してなんとか堪えましたが、とても釣りを続行できそうになく、
苦渋の思いで引き返すことにしました。
ルアーを投げていた時間は実質15分くらいでしょうか(笑)
せっかく激熱ポイントまで長い船旅をしてきたのに…、口惜しい…(T-T)ノ
雨と共に風もかなり強くなってきて、しかも逆風でした。
傘を差しながら漕ぐのは難しく、仕方なく傘をしまってどしゃ降りの雨に打たれながら
必死にオールを漕いで発着場を目指しました。

途中あまりに雨が強くなり雷まで鳴り出したので、一旦木のシェイドに避難しました。
雷魚釣りで雷鳴轟くとは…、粋だね~!(゚∀゚)ノなどと最初は呑気なことを
思っていたのですが、ここからの航行のしんどさを考えると、急に不安になってきて、
このままお堀内で遭難して帰れなくなったらどうしよう…、などと鬱に入っていました。

ふと発着場のほうを見ると、店員さんがボートを出してこっちに近付いてきていました。
「大丈夫ですか~?ボート連結して引っ張りましょうか?」とまさに助け舟を出してくれて、
「すみません、お願いしますぅ~!(゚∀゚)」とお言葉に甘えて引っ張ってもらいました。
すると店員さんはとんでもないパワーでオールを漕いで、連結した私のボートともども
あっという間に発着場まで連れて行ってくれました。
いや~、すごいです店員さん。
あんなパワーでボートを漕げるとは…、頼もしすぎる!!
私は、貴婦人のごとく船上で傘を刺しながら後ろ向きに引っ張られて行きましたが(笑)
せめてお手伝いして一緒に漕げばよかったです(^-^;)

無事陸地に返してもらい、店員さんに感謝の意を述べて
また是非リベンジしに来ることを告げ、どしゃぶりの中弁慶橋を後にしました。

というわけで、とりあえず今日はボウズでしたが、
水草がたくさん生えているドシャローを攻める練習が少し出来ましたし、
なにより手漕ぎボートの難しさと、店員さんの漕ぎパワーを目の当たりにすることが出来て
大変勉強になりました。
短時間でしたが非常に楽しかったです(^-^)
大満足の内に本日も釣行終了しました~(^-^)